「要るモノ」=”使うモノ”で仕分けする

収納プランニングの第一歩は、

「使っているモノ」と「使っていないモノ」に仕分けすること。

”とりあえず持って行こう”では、まず、新居に収まりません。

収納量は十人十色、

あなたのご家庭はどのくらい?

それぞれのご家族によって、必要なモノの量は違います。たくさんの趣味を持ってたり、自宅で仕事をされる方などは必要なモノが増えて当然。少なければいい、ということでは決してありません。収納プランニングでまず大切なのは、本当に必要なモノが家の中にどれだけあるかを「把握」することなのです。

1.減らす

家の中に要らないモノを抱えているということは、それだけ空間を無駄に使っているのと同じです。現在の暮らしの中で本当に必要なモノは何なのかを見直し、またどれくらいの「量」なのかを把握しましょう。そのためにまず、家の中にあるモノすべて確認し、部屋ごとに「要るモノ」と「要らないモノ」に仕分けする必要があります。でも、困ったことに、そのほとんどが「要るモノ」に入っていくことが多いのです。そんな時には、「要るモノ」を”使っているモノ”、「要らないモノ」を”使っていないモノ”と割り切って分けていきましょう。もしも何かの理由で「要らないモノ」を新居に持って行く場合には、その収納場所を確保しなくてはなりません。すべてのモノの仕分け作業には相応の手間と時間が必要です。家族みんなで協力し合いながら進めていきましょう。

「要・不要を見極めるルール」

●1年以上使ったか・使ってないか

●今後使う見込みがあるか・ないか

●家族の誰かにとって大切か・どうか

●生活スタイルに合っているか・いないか

2.分ける

「要るモノ」を絞り込んだら、次は使用頻度で仕分けしてみましょう。主要なモノを並べて眺めながら作業すると、全体が把握できて効率的です。この時、同じカテゴリーのモノや同時に使うモノは一緒にまとめ、家族と個人の持ち物も分けておきましょう。また、使用頻度に応じた適正量もチェックしましょう。たとえばタオルなどは、使う頻度のわりに枚数が多いと結局は使わないタオルが増えて場所をとるばかりに。また洗剤やティッシュなどの消耗品は、使い切るまでに何日かかるか使用サイクルに応じてストックの量を決めます。必要以上のストックは場所を取り片付かなくなる原因なので避けましょう。

「使用頻度で分けるルール」

●よく使う

●時々使う

●めったに使わない

●迷いのモノ