大きなモノを収納するだけなら、
広いスペースを確保すれば問題は解決できます。
でも、スペースが大きくなるほど
出し入れのしやすさに工夫が必要になります。
納戸
季節行事用の飾り付け、冷暖房機器、レジャー・スポーツ用品など大きくて重量のあるモノがまとめて収納できます。フロアごとに何を収納するかを決めて広さを割り出すことが基本です。
収納のポイント
大きさや高さを把握して
●できるだけ使用する場所の近くに納戸を設けることで、出し入れの負担が少なくなります。主に収納するモノに応じて計画しましょう。
●個人のモノでも自室に収納できない場合は同一階の納戸に収納スペースを設けると便利。大きさによって棚の奥行きや枚数を決めましょう。
あると便利な外部収納
洗車用具やガーデニングツール、水まき用ホースなど、家の外で使うモノには外部収納がおすすめ。駐車場や庭に隣接した場所に設置すれば出し入れもラクで、作業の効率もアップします。
大収納スペース
自由設計ならではのメリットを最大限に活かせば、収納という視点から限られた住空間のより積極的な有効活用が可能に、天井高を1.4m以内に抑えることで床面積に算入されない大収納スペースをつくる方法もあります。
※市区町村により、床面積に算入される場合があります。
収納のポイント
上手に空間を仕切ること
大収納スペースは出し入れのしやすさが大切。むやみにスペースを広く取っても使いやすい収納にはなりません。収納するモノを考え、必要なスペースのみを有効に使うよう計画することがポイントです。
小屋裏収納
その名の通り、屋根裏部屋を有効活用してロフト状の収納スペースを確保する方法。ハシゴを使うので大きなモノを頻繁に出し入れする使い方には向きませんが、季節用品などの収納には有効です。何を収納するのかを考え、費用対効果で検討しましょう。
収納のポイント
補助的な収納と考える
小屋裏収納は、季節ごとに入れ替える衣装や家電など、しばらく保管しておくモノの収納に活用しましょう。ハシゴではなく階段を設けて出入りしやすく設計するのもアイデアです。
※固定階段は、市区町村により階数に加算される場合があります。
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